2008年4月23日水曜日

「世界一愚かなお金持ち、日本人」を読んでみた

 老後にどれくらいお金がかかるのか、年金が果たしていつからもらえるのか、先々の心配には事欠かない今日この頃です。この本では、資産の運営について著者であるマダム ホーという方の体験談を中心に書かれています。
 日本は政府が国民皆保険、年金などを運営しており、これらに任せっきりで、世界からみると自分で老後を考えない愚かな国民に見えるそうです。また、農耕民族の特性なのか貯金をたくさんしていますが、欧米では、お金に働かせるという考え方が普通であり、むろんリスクの取り方は人それぞれですが、微々たる金利に期待して満足するようなことは無い。またギャンブルや宝くじなど、宛もないお金の使い方は愚かであり、株や投資などを"勉強して"リスクを把握しながら分散投資をするというのが賢い方々の考え方とのこと。
 無論、投資を闇雲に進めているのではなく、和解うちから考えていろいろ勉強し、経験することが大事といっています。
 自分を振り返ると、確かにあまり勉強していないなと思います。借金や、株などはリスキーであり、悪いものだという意識が多少ありましたが、少しずつ勉強してお金にも働いてもらおうと考えた次第でございます。
 2時間くらいで読める本で、なかなか面白いです。

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