2008年12月15日月曜日

「アルジャーノンに花束を」いまさらですが、読んでみた、、感動!!

 前々から、ドラマのタイトルとして聴いたことがある程度で、いつか読んでみようとは思っていたのですが、これほど名作だとは、、しらなかった、お恥ずかしい。ちと調べると、とても有名な小説なのですね。というわけで、大変今更ながら、読んでみましたよ。久しぶりに感動した本です。
 いわゆる白雉のチャーリー・ゴートンの物語。人の価値は、能力も重要だが、思いやりだったり、学びたいという気持ちだったり、愛されたいと思ったりそういうものが先にあってこそ!!という、まぁ、あたりまえっちゃ、、当たり前のことなんですが、そういうことを本当に素直に表現しています。
 無意識のうちに知恵おくれの子/正常でも物覚えが悪かったり、体が弱かったりする子に対して優越感をもったりするっていうのは、本当に自分の中にはないのか?自分がそういう立場になったとき、チャーリーのようにいつも人に優しく、ばかな自分が少しでもましになるように努力できるのか?それはたとえ自分がいじめられないための行動だとしても、それでもやはり優しさを感じるチャーリーのように自分はなれるのか?自問自答します。この本の感想を書いているブログとか読んだのですが、自分の中にもチャーリーがいるという方がいました。人を素直に信じることができない、ちと壁があるとすぐにくじけてしまう私のなかには、残念ながらチャーリーはいません。
 最後のチャーリーの報告書はちと泣けます。自分の子供にもいつか、必ず読んでほしい本の一つになりました。読んでいない方は是非、、みんなに読んでほしい本です。

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