2009年5月2日土曜日

「ジョブズはなぜ天才集団を作れたか」を読んでみた、、

私は、軽めのアップルウォッチャーです。この会社、端から見ていてすごく魅力があります。魅力ある製品を出してくるからというのもあるのですが、なんというか波乱万丈でドラマチックな出来事が、外部からもよく見えて、興味がわくのですねぇ。
 これまでアップル社を扱う本は結構読んできましたが、この本はアップル社自身をはじめ、これまでの市場の状況との関係、競合他社、ユーザーとの関係など関連する周りの状況を含めた分析が、そこそこくだけた内容で表現されており、とても楽しく読みました。これまで、アップルの経営陣、特にジョブズにフォーカスした内容の本が多いなか、いろんな角度からみたアップル社を描いており、興味深い。
 それぞれの章末にアップル社のエピソードからの教訓がまとめられており、間に受けはしませんが結構面白くまとまっている。例として、「ライバルからの提案には耳を傾けよ」、難の話かだいたい検討がつくと思います。この教訓を守るかどうかは別ですが、いろいろと有名なエピソードが教訓になっていますよ。
 アマゾンの書評をみると、事実誤認とか結構辛口のコメントが入っていますが、私は楽しめました。

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